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トップページ > 学ぶ漢方医学 > 薬物と証の相対的分類補遺(2)

■薬物と証の相対的分類補遺(2)

薬物と証とは互いに対応

燥証を治すには潤性薬
湿証を治すには燥性薬
升証を治すには降性薬
降証を治すには升性薬
散証を治すには収性薬
収証を治すには散性薬

この原則に反して、燥証に燥性薬を用い過ぎると、口渇が激しくなったり、から咳で疲の出にくいのが一層出にくくなったりするし、温証に潤性薬を用い過ぎると、浮腫や胃内の水滞が一層ひどくなったりします。升証に升性薬、降証に降性薬、散証に散性薬、収証に収性薬の場合も同様です。
<方剤の証>
実際に用いられる治療薬は、普通一種類の薬物ではなく、何種類かの薬物を合わせた方剤ですから、これら薬物の性質が複雑にからみ合うわけですが、方剤についても全体として温(熱)性か寒(涼)性か、補性か瀉性か、升性か降性か、散性か収性かを区別することができます。
もちろん方剤を構成する生薬の性質に応じて、その程度の強いものから、ごく弱いものまで、いろいろではありますが、とにかく、方剤にもいろいろな性格のあることは、薬物の場合と同様であり、そして

熱証を治すには寒(涼)性方剤
寒証を治すには温(熱)性方剤
実証を治すには瀉性方剤
虚証を治すには補性方剤
燥証を治すには潤性方剤
湿証を治すには燥性方剤
升証を治すには降性方剤
降証を治すには升性方剤
散証を治すには収性方剤
収証を治すには散性方剤

ということになります。
監修:東洋医学未病対策研究協会
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